03月15日に改正する各社の情報が続々入ってきました。
北越急行では、在来線との接続改善を主とした改正が行われます。現行越後湯沢11:42発直江津行き快速の運転時間帯が約1時間前倒しになり、現行越後湯沢10:34発直江津行き普通の運転時間帯が約1時間繰り下がります。
北近畿タンゴ鉄道では、特急列車の見直し・観光列車の増発を中心とした改正が行われます。現行宮津線西舞鶴経由の特急〔タンゴディスカバリー〕は、全て宮福線経由になります。これにより、東舞鶴発着の編成と豊岡発着の編成の分割・併合は、綾部駅で行われることになります。現行久美浜発着の特急列車は全て豊岡まで延長となり、城崎温泉への快速乗り入れは廃止になります。又、西舞鶴~天橋立間に毎日運転の快速〔タンゴ浪漫号〕を運転し、更に土曜・休日については、現行4本の普通〔タンゴ悠遊〕を5本に増発します。この他、宮福線快速に〔大江山号〕の愛称を新設、朝の峰山~西舞鶴間の普通列車を網野まで延長、旅客サービス向上のため特急型車両で運転する普通列車の増発などがあります。なかなか意欲的な内容と言えます。
筑豊電気鉄道では、全時間帯で減便の改正が実施されます。平日の朝通勤時間帯では現行5分間隔が5~6分間隔に、平日日中は現行10分間隔が12分間隔に、土曜・休日日中は現行10分間隔が15分間隔になります。福北ゆたか線の電化や安い高速バスの台頭、北九州経済の地盤沈下によって、直方市民の志向が北九州から福岡へとシフトしつつある中、筑豊電鉄の経営努力だけでは直方までの利用者増に限界があるのは理解できます。しかし、それでも黒崎駅から中間市までの区間はそこそこの利用があります。やはり、中間市は一時期北九州市との合併を検討しただけあって、北九州(というか黒崎エリア)との結びつきが比較的強く残っています。ここは、昼間でも筑豊中間折り返しの系統を新設するなど考えてみては如何でしょうか。