本日よりダイヤ改正まとめは省略いたします。
2008年06月14日に、東京メトロ副都心線が和光市~渋谷間に開業します。
和光市~小竹向原間は、現行の有楽町線の施設を使用します。小竹向原~池袋間は、現行の有楽町線新線の施設を使用し、新たに千川駅・要町駅を開業します。池袋~渋谷間は現在建設中の新しい施設が使用されます。西武有楽町線・池袋線を経由して飯能まで、東武東上線を経由して森林公園までの乗り入れ運転も実施されます。
千川~渋谷間の各駅には、安全対策としてホームドアが設置されます。又、エスカレータ・エレベータも完備され、地上からホームまで段差のない1ルートが確保されます。
和光市(F01)…東武東上線乗り換え
地下鉄成増(F02)
地下鉄赤塚(F03)
平和台(F04)
氷川台(F05)
小竹向原(F06)…西武有楽町線・東京メトロ有楽町線乗り換え
千川(F07)
要町(F08)
池袋(F09)…JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線乗り換え
雑司が谷(F10)…都電荒川線(鬼子母神駅)乗り換え
西早稲田(F11)
東新宿(F12)…都営大江戸線乗り換え
新宿三丁目(F13)…東京メトロ丸ノ内線・都営新宿線乗り換え
北参道(F14)
明治神宮前(F15)…JR山手線・東京メトロ千代田線乗り換え
渋谷(F16)…JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東急東横線・田園都市線・京王井の頭線・東京メトロ銀座線・半蔵門線乗り換え
さて、副都心線開業にあたって、筆者が個人的に指摘したいことが2つあります。1つは、副都心線雑司が谷駅での都電への乗り換えがわかりにくいこと。乗り換えに対応する都電の駅は「鬼子母神前駅」なのですが、都電にも「雑司ヶ谷駅」があり、紛らわしいですね。開業当初は間違えて雑司ヶ谷駅で乗り換えてしまう人も多いのではないでしょうか。
2つ目は、小竹向原駅での南行ホームの構造です。現在、小竹向原駅は島式ホーム2面4線の構造で、副都心線開業後も現在の施設を使う予定です。北行きについては、4番線が東京メトロ有楽町線の和光市方面行き、3番線が西武有楽町線の練馬方面行きと決まっているので、分かりやすいと言えます。問題は南行きのホームです。南行きは現在、新線池袋行きと新木場行きとが1・2番線を共用しています。というのは、1番線には和光市方面からの列車が、2番線には練馬方面からの列車が到着する構造になっているからです。副都心線開業後もこれは変わらず、発車番線が行き先方面別にはなりません。これは配線上の問題なので、すぐに発車番線を行き先方面別にすることは難しいでしょう。現在、有楽町新線を使う人はそれほど多くないので大きな混乱は起きていませんが、副都心線開業後は副都心線を使う人も多くなるでしょうから、ホームでの案内をこれまで以上にきめ細かく、分かりやすくする必要があります。