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2007年03月06日に、西武鉄道でダイヤ改正が実施されます(プレスリリースはこちら)。

  • 池袋線系統
    • 土曜・休日に飯能~西武秩父間に特急を1往復増発(池袋20:30発飯能行き、飯能22:05発池袋行きをそれぞれ西武秩父まで延長)
    • 石神井公園駅の下り待避設備を撤去・〔快速〕の一部を〔準急〕に
  • 新宿線系統
    • 〔快速急行〕が新たに東村山・狭山市に停車、所要時間は現行と同等を確保
    • 16時台・17時台の国分寺⇔東村山間の列車1往復ずつを新所沢まで延長
    • 平日日中の多摩湖線国分寺⇔萩山間に1往復増発し、12時台~14時台は運転間隔を変更し15分間隔に

それほど大きな改正ではありませんが、特に新宿線快速急行の停車駅増加は喜ばしいことです。池袋線石神井公園駅については、高架複々線化工事の影響で、完成まで暫くは辛抱が必要になりそうです。

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東京メトロが池袋~渋谷間に建設中の(仮称)13号線の名称が「副都心線」に決定しました。又、同時に開業する7駅の名称についても決定しました。(プレスリリースはこちら)

<副都心線 全駅案内>

  • 和光市(わこうし)―東武鉄道東上線乗り換え
  • 地下鉄成増(ちかてつなります)
  • 地下鉄赤塚(ちかてつあかつか)
  • 平和台(へいわだい)
  • 氷川台(ひかわだい)
  • 小竹向原(こたけむかいはら)―西武鉄道有楽町線・東京メトロ有楽町線新木場方面乗り換え
  • 千川(せんかわ)※地下3階ホーム
  • 要町(かなめちょう)※地下3階ホーム
  • 池袋(いけぶくろ)―JR東日本山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東武鉄道東上線・西武鉄道池袋線・東京メトロ丸ノ内線乗り換え
  • 雑司が谷(ぞうしがや)―都電荒川線乗り換え
  • 西早稲田(にしわせだ)
  • 東新宿(ひがししんじゅく)―都営地下鉄大江戸線乗り換え
  • 新宿三丁目(しんじゅくさんちょうめ)―東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄新宿線乗り換え
  • 北参道(きたさんどう)
  • 明治神宮前(めいじじんぐうまえ)―JR東日本山手線・東京メトロ千代田線乗り換え
  • 渋谷(しぶや)―JR東日本山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東京急行電鉄東横線・田園都市線・京王電鉄井の頭線・東京メトロ銀座線・半蔵門線乗り換え

このうち、和光市~小竹向原間は東京メトロ有楽町線との併用区間です。又、小竹向原~池袋間は現在有楽町新線として営業している区間です。現在では千川・要町両駅の有楽町新線ホームは使用されていませんが、池袋~渋谷間の開業と同時にこれらのホームも供用開始となる予定です。

池袋~渋谷間は2008年06月に開業する予定です。副都心線が開業すれば、JR山手線・埼京線の混雑緩和や、早稲田大学大久保キャンパスへのアクセス利便向上が期待されます。

日本航空が、2006年度下半期を以ってバースデー割引を廃止することを決定しました。又、先得割引の発売方法変更及びバーゲンフェアの継続設定についても発表されました(プレスリリースはこちら)。

現在、先得割引は「搭乗2ヶ月前~28日前」に発売されていますが、これが「2ヶ月前の1日~28日前」に変更されます。つまり、2007年02月01日に2007年04月01日~30日搭乗分の先得割引が一斉に発売されるわけです。発売開始日が搭乗日の約3ヶ月前になるものも出現することになります。

一方、バーゲンフェアも、2007年01月~03月と04月~06月とを比較すると、一部路線で値上げになりました。一例を挙げますと、東京~札幌線が12000円から13000円に、東京~大阪線が9500円から10000円に、東京~福岡・北九州線が12000円から13000円に、東京~那覇線が13300円から14000円になります。バーゲンフェアの設定期間は1ヶ月あたり5日間を2回、計10日間設定され、期間については従来よりも拡大されています。

スカイマークが、今年に入って「前割10~1」の発売開始日を、搭乗2ヶ月前よりも遅らせる傾向があるのに対し、JALでは全く逆の施策で、今後搭乗率が改善されるのか、両社の動向に注目です。

2007年04月05日から、東京急行電鉄田園都市線で、朝の通勤時間帯の上り列車に「準急」が運転されることになりました(プレスリリースはこちら)。

これは、朝通勤時間帯の遅延が慢性化していることから、現行の上り「急行」のうち13本を、停車駅を増やし平行ダイヤとして、遅延時間の縮小を図るものです。現在田園都市線では「急行」と「各駅停車」とを運行していますが、渋谷に早着する「急行」への乗客集中が著しく、各駅での乗り降りに時間がかかってしまうのです。そのため、朝通勤時間帯では10分程度の遅延が常態化しているのです。それを、停車駅を増やし平行ダイヤとすることで、乗客の分散を図り、乗降時間を縮小しようというわけです。

「準急」の停車駅は、中央林間・長津田・青葉台・あざみ野・たまプラーザ・鷺沼・溝の口と、二子玉川~渋谷の各駅です。丁度地下部分が各駅停車になることになります。

これによって本当に遅延がなくなると良いのですが。

新年明けましておめでとうございます。2007年も当ブログを宜しくお願いいたします。

さて、2007年03月18日よりSuicaPASMOの共通利用が始まり、どちらのカードでも首都圏の鉄道の自動改札をタッチするだけで自動的に精算してくれるようになるのは前述の通りです。ところが、今月に入って首都圏のJR主要駅で、SuicaとPASMOの共通利用に関する詳しいリーフレットが配布されるようになりました。これによりますと、これらICカード乗車券を使う場合は、一般的な磁気乗車券(普通のきっぷですね)を使う場合と比較して違いが出るということです。その中でも最も大きな違いが、通過連絡運輸の有無です。

結論を先に言いますと、通過連絡運輸が絡む場合、普通のきっぷの方がお得になるので、該当区間を利用する予定がある場合はできるだけ普通のきっぷを買いましょう、ということです。但し、東京メトロ千代田線が絡む場合を除きます(後述します)。

それでは順を追って、まず通過連絡運輸とは何かについてから話を始めたいと思います。

通過連絡運輸とは、JR→私鉄→JRと乗り継ぐ際に、前後のJRの営業キロを通算して運賃を計算できますよという契約です。

と申しましても実感が湧かない方もいらっしゃるでしょうから、まずは通過連絡運輸でない例を挙げます。

  • 新宿(JR埼京線/8.6キロ160円)大崎(東京臨海高速鉄道りんかい線/12.2キロ380円)新木場(JR京葉線/5.3キロ150円)舞浜

この場合、会社が変わる大崎駅・新木場駅でそれぞれキロ数が打ち切られ、かかる運賃は160円+380円+150円=690円となります。(注:この例で、埼京線とTWRりんかい線とは直通運転を行っているので、大崎駅では確かに乗り換えをしませんが、会社が変わるので当然運賃は境界となる駅で打ち切られます)

続いて、通過連絡となる例を挙げます。

  • 船橋(JR総武線/2.6キロ130円)西船橋(東京メトロ東西線/30.8キロ300円)中野(JR中央線/7.8キロ160円)吉祥寺

この場合、もし通過連絡が無いとするならば、運賃は130円+300円+160円=590円になります。ところが、JRと東京メトロとの間には、「この例ならば通過連絡にしましょう」という契約があります。なので、実際はJR部分の運賃は、2.6キロ+7.8キロ=10.4キロに対応した210円になります。よって、合計の運賃は210円+300円=510円になります。80円も安くなりました。めでたしめでたし。

と、今までならばこれで良かったのですが、ICカード乗車券では通過連絡が適用されないので運賃は590円になります。

又、東京メトロ東西線絡みでは更なる問題があります。西船橋駅には、今年03月18日よりJR線と東京メトロ又は東葉高速鉄道の乗り場の間に中間改札ができる予定です。ところが、それ以後も西船橋駅を直通し、津田沼方面から直接東京メトロ東西線中野方面に向かう列車が朝・夕に数本設定される予定です。そして、もしそのような列車に乗って西船橋駅の中間改札を通らずに東京メトロ東西線を経由して三鷹方面へ向かう場合、ICカード乗車券を使うと全線でJRを使ったものと見做されるので注意が必要です。上の例の場合では、船橋から吉祥寺まで全線でJRを使うと42.6キロになりますので690円になります。

さて話を元に戻しまして、続いては「どの区間だと通過連絡運輸が適用されるのか」についてお話します。通過連絡になるかならないかは、JRと該当する会社の間の契約によります。上で述べたJRと東京臨海高速鉄道との場合、そういった契約は一切無いので通過連絡運輸になりません。

では通過連絡運輸が適用される区間というのは具体的にどこなのでしょうか。Suica・PASMO利用エリアに限定すると意外と多くはなく、こちらのページの1~8が該当します。特に東武鉄道が絡むと非常に複雑になります。

最後に、例外を1つだけ紹介しておきます。それは、東京メトロ千代田線の西日暮里-北千住間が絡む場合、ICカード乗車券を使うとぶつ切りで計算した運賃から100円引きになります

  • 蕨(JR京浜東北線/13.4キロ210円)西日暮里(東京メトロ千代田線/4.3キロ160円)北千住(JR常磐線/6.6キロ160円)金町

この経路のとき、普通のきっぷですと、前後のJR線の営業キロは通算でき、13.4キロ+6.6キロ=20キロで290円になるので、トータルでは290円+160円=450円になります。ところが、ICカード乗車券ですと210円+160円+160円-100円=430円となり、ICカード乗車券の方が安くなります。

では、東京メトロ千代田線の西日暮里-北千住間を通過する場合はどんな場合でもICカード乗車券の方が安くなるのかというと、そうではありません。例えば

  • 田端(JR山手線/0.8キロ130円)西日暮里(東京メトロ千代田線/4.3キロ160円)北千住(JR常磐線/6.6キロ160円)金町

このとき、普通のきっぷですと320円ですが、ICカード乗車券ですと350円になります。つまり普通のきっぷの方が安いわけです。

このようにどちらが安くなるのか「一概に言えない」のは歯痒いですが、よく使う区間だけでもどちらが安くなるのか計算して覚えておくと良いでしょう。

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