JRバス関東の2007年06月15日・16日高速バスダイヤ改正の概要が発表されました。
1. 06月15日東京~知立・刈谷・知多半田間に「知多シーガル号」運行開始!…東京~知立・刈谷・知多半田間に高速バス「知多シーガル号」昼行1往復・夜行1往復が開設されます。元々東京まで直通する交通機関の無かったところでしたが、この路線開設によって東京と直接結ばれることになります。東京から知多半田までは片道5000円、往復8200円ですが、07月06日発売分・07月12日乗車分までは往復6000円のお試し価格になります。東京に行くのに名古屋まで行って折り返すのが煩わしいと感じた方は是非どうぞ。
2. 06月15日横浜~水戸間ベイライナー水戸・横浜号廃止!…横浜~水戸間の昼行高速バス「ベイライナー水戸・横浜号」が廃止になります。現在6往復が運行されており、そのうち3.5往復はみなとみらいQueen's Squareまで乗り入れています。この区間を電車で移動しようとすると、横浜~東京~上野~水戸となります。東京で乗り換えて更に上野で乗り換えるのは億劫ですし、かといって横浜から上野まで京浜東北線で乗り通すのは時間がかかりすぎます。このことから、高速バスの需要は少なくないものと思われますが、如何せん横浜⇔水戸間の流動そのものが余り大きくなかったようです。
3. 06月16日新宿~新静岡間に駿府ライナー運行開始!…新宿~新静岡間に、昼行高速バス「駿府ライナー」が運行を開始します。1日6往復、所要時間は下り2時間59分、上り3時間01分です。新宿~新静岡間の片道運賃は2850円、往復運賃は4500円です。これは、現行の東名ハイウェイバスの東京駅~静岡駅間の運賃とそれぞれ同額ですが、駿府ライナーには学割運賃の設定が無いので、学生なら東名ハイウェイバス、一般の方で目的地が新宿周辺であれば駿府ライナー、と使い分けるのが良いでしょう。